■食生活 |
オーストラリアは様々な高級食品を世界に供給している。
(オーストラリア政府 農業・水産業・林業省)
現代のオーストラリアはダイナミックな多文化社会であり、その独特な自然環境の中で、社会および文化的な広い範囲にわたりさまざまな表情を表わします。オーストラリアの食文化も、そのような文化的背景をもとに育ってきました。
オーストラリア料理は、多文化社会と世界に類のない豊富な食材の融合によって生まれ、新しくかつ刺激的な食文化の方向を示しています。それは、またヨーロッパの料理の伝統の上に世界最高の食材を使い、アジアのスパイスを効かせた最高の傑作と言えます。
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■通貨とチップ |
紙幣はプラスチック製で、赤、青、黄色、緑のカラフルな色をしている。コインにはカンガルーやカモノハシなどオーストラリア特有の動物の図柄が入っていてとてもユニークだ。
単位:オーストラリア・ドル(A$)
A$1=100オーストラリア・セント
紙幣: A$5、10、20、50、100の5種類
硬貨: オーストラリア・セント5、10、20、50とA$1、2の6種類(スーパーマーケットなどで合計が端数になった場合は、5セントごとに切り上げ、切り捨てまたは四捨五入される) |
■両替 |
日本円とA$の通貨両替は、日本、オーストラリアどちらの国でも可能。
【日本】
主な銀行などでA$の現金とトラベラーズ・チェック(T/C)を扱っている。ただし、A$100、50、20の紙幣のみ。
【現地】
日本円などの外貨・T/CとA$との両替は、銀行や空港、主要ホテル、市中両替所で。免税店やカジノでも両替できるところがある。 |
■銀行の営業時間 |
月〜木曜は9:30〜16:00、金曜は9:30〜17:00(一部の都市銀行では8:30〜17:30)、土・日は休業。ただし、国際空港内の銀行は毎日営業。 |
■トラベラーズ・チェック(T/C) |
サインひとつで現金と同様に使え、万一盗難や紛失しても再発行や払い戻しが可能。ホテルや免税店などではたいてい利用できる。 |
■クレジットカード・キャッシュカード |
クレジットカードはほとんどの店やレストラン、ホテルなどで使え、身分証明書代わりになることもあるので持っていると便利。また、日本の口座から海外で直接現金が引き出せる国際キャッシュカードを発行する銀行も増え、こうしたサービスを利用すればオーストラリアでも24時間オープンのATMで現地通貨が引き出せる(手数料やレート、利用できるATMは各銀行によって異なる)。 |
■チップとマナー |
オーストラリアでは基本的にチップの習慣はない。ただ、特別なサービスに対しては感謝の気持ちとして渡すこともある。例えば高級レストランでは料金の10%程度が金額の目安。
マナーに関しては厳しく、罰金制度もある。例えば、シドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州では,、公共の場所でタバコの吸い殻やお菓子の包み紙を捨てるとその場で罰金が課せられる。
電車や空港などほとんどの公共施設内は禁煙で、館内すべて禁煙のビルも多くなっている。また、観光バスではほとんどが車内での飲食が禁止されているので注意しよう。 |
■査証と入国・出国手続き |
オーストラリアへ旅行するために必要な書類や出入国の手続きは次のとおり。
スムーズな旅行をする第一歩として、留意しておこう。
査証情報(ETAS)
オーストラリアへ旅行するためにはパスポート(旅券)のほかに、ビザ(査証)またはETAS(イータス=電子渡航許可)が必要。通常の観光旅行では、観光ETASを取得するのが簡単で便利だ。
観光ETASの登録申請は主に、下の2つの方法がある。申し込み先によって申請手順や費用が異なるので注意が必要だ。
1. オーストラリア政府移民局のウェブサイトで申し込む方法
【必要書類】
旅行期間中に有効な旅券
【申請費用】
20豪ドル
クレジットカードで決済
http://www.eta.immi.gov.au/ETAAus0Jp.html
2. 旅行代理店を通じて申し込む場合
【必要書類】
旅行期間中に有効な旅券、申し込み用紙(各代理店によって形式等は異なる)
航空券の提示は不要
【受付時間】
各代理店の営業時間に準じる
登録に要する日数も異なる
【申請費用】
各代理店の規定により異なる
ETAS(イータス)
ETASは、従来の査証(ビザ)に代わる新たな入国許可システム。このシステムを利用して入国許可を得ると、通常、登録した日から1年間何度でも使用可能。観光を目的として入国する場合には、下記に従って観光ETASの登録手続きを行う。
適用条件
訪問目的:観光
滞在期間:3ヶ月以内
国籍や利用航空会社によって登録できない場合もあるので、事前に確認が必要。
入国に関する主な手順
入国・出国の手順 パスポートと出入国カードを準備 オーストラリアの入国と出国の手順は次の通り。
1. ヘルスチェック:予防接種は原則必要ない。ただし黄熱汚染指定地域からの入国の場合はその予防接種証明書が必要。
2. 入国審査:審査官が旅行目的、滞在日数、滞在場所等について質問する。必要書類はパスポートと、機内で配られる入国カード(税関・検疫申告書を含む)。
3. 荷物受け取り:日本出発時に預けた荷物を受け取る。
4. 税関・検疫検査:食品を含む動植物製品を持ち込む際には必ず申告する必要がある。機内で渡される税関・検疫申請書には正確に記入して申告しなければならない。検疫についての詳細は、次の「検疫」の項を参照。
また、無税で持ち込めるのは、商業目的以外の身の回り品とスポーツ用品。持ち込み手荷物の無税対象は、タバコは250本または、きざみタバコ250グラムまで。酒類(ワイン・ビールを含む)は2,25ミリリットルまで。免税品は、アルコール、タバコを除くカメラ、電子機器、香水、皮革製品、宝飾品、腕時計、スポーツ用品などA$900(18歳未満はA$450)までのもの。なお、現金の持ち込みは無制限だが、A$10,000
以上に相当する現金(日本円、豪ドル、他の流通貨幣を含む)を所持している場合は到着時に申告が必要となる。
5. 入国:到着ロビーには銀行があるので両替ができる。出入国通関手数料及び空港税は、日本で発券された直行便航空券の場合はすでに料金が含まれているので現地で支払う必要はない。
出国に関する主な手順
1. 搭乗手続き:搭乗券を受け取る(航空会社によっては事前にリコンファームが必要)。
2. 出国審査:必要書類はパスポート、出国カード(チェックインカウンターで渡される)、搭乗券。出入国通関手数料、及び空港税は航空券購入の際に支払われていますので、空港で支払う必要はない。また出国する際に現金でA$10,000以上に相当する現金(日本円、豪ドル、他の流通貨幣を含む)を持ち出す場合には申告が必要となる。
3. 免税品書類提出:オーストラリア国内で免税品を購入した方は、その添付書類を提出する。
日本へ帰国する際の免税範囲は以下の通り。
酒類3本以内(1本760ミリリットル程度)
外国たばこは紙巻200本か葉巻50本、またはきざみたばこ250グラム以内
香水2オンス(約50グラム)以内
その他、合計金額が海外市価で20万円以内
*未成年者はたばこ・酒類とも免税にならない
検疫
オーストラリアの環境はユニークです。検疫はそのユニークな環境の維持に役立っています。
国外からの食品や食物、植物や動物製品は破壊的威力のある害虫や病害をこの国にもたらす可能性があります。
オーストラリア到着時に検疫対象物を申告することで、オーストラリアのユニークな環境を守る手助けができるのです。
検疫対象物には、生鮮食品/食物やパッケージに入った食品、果物、卵、肉、野菜、種、皮、羽、木、植物などが含まれます。
オーストラリア検疫検査局(AQIS)は検査官による検査かX線検査をすべての荷物に実施しており、リスクの高い製品を捜し出すために
探知犬も使っています。AQISは入国者が検疫対象物を捨てられるように、国際空港に専用ゴミ箱も用意しています。
食品/食物、動植物やその一部でできたものを申告しなかった方は、高額の罰金を科されることになる可能性があります。
より詳しい情報はAQISのウェブサイトをご覧ください。
http://www.australia.or.jp/seifu/
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■オーストラリアの都市情報 |
ケアンズ Cairns |
2つの世界遺産へのゲートウェイシティとしても知られており、ケアンズ発着の数々のツアーやアクティビティが催されています。市内にはバジェットタイプホテルからコンドミニアム、高級ホテルまであらゆる宿泊施設が揃い、5000人規模のグループも収容できるコンベンションセンターもあります。
現在、"New Cairns"プロジェクトということで、市内のラグーン建設や沿岸部の開発が進められており、新しい町に生まれ変わりつつあります。 |
■スカイレール Skyrail |
壮大な熱帯雨林を上空から堪能できる世界最長のゴンドラケーブルウェイ。
ケアンズから車で15分ほどのカラボニカ駅からキュランダ駅までの全長7.5kmを運行している。
途中のレッドピーク駅では、20分程のガイドツアーに参加して熱帯雨林植物について学ぶことが、バロン駅では豪快なバロン滝を望むことが出来る。これら2駅で途中下車した場合の片道所要時間は約90分。 |
■レインフォレステーション Rainforestation |
キュランダ駅から車で5分。オーストラリア特有の動物に出会えるワイルドライフパークではコアラを抱っこして写真撮影ができる。アボリジニのコーナーではダンスショーの鑑賞やブーメラン投げなどの体験ができる。
さらに、水陸両用車アーミーダックで行く熱帯雨林ツアーでは探検隊気分を味わうことも。 |
■キュランダ観光列車 Kuranda Scenic Railway |
ケアンズとキュランダの町を約90分かけて走るレトロな観光列車。
美しい大自然の中、100年前に敷設された歴史ある線路をゆっくりと進む。
途中、壮大なバロン滝を眺められる絶好のポイントで途中下車したりなど、世界最古の熱帯雨林を充分に満喫できる列車の旅。 |
シドニー |
世界で最も美しい港の一つであるシドニーは、一年のうち3分の2が晴天日に恵まれ、オーストラリアで最も愛されている都市です。
複雑に入り江が入り組んだシドニー・ハーバーではクルーズ、セイリング、フィッシングが楽しめます。
また、遊覧飛行では素晴らしい景色が堪能でき、シティーには、世界各国料理が楽しめるダイニングがたくさんあり、 ハーバー・ブリッジを登る「ブリッジ・クライム」、少し正装してオペラハウスでの観劇、 自然散策など様々なアクティビティーが楽しめます。 |
■セントラルコースト ( Central Coast ) |
サーフィン、スイミング、ダイビング、ウォーキングが楽しめる黄金のビーチがある、セントラルビーチは週末の素晴らしい行楽地であり、理想的な旅先です。
シドニーから車で1時間、セントラルコーストでは友人や家族とブリスベンウォータとタガラ湖から成る水路、多くの国立公園、そして美しい砂浜を体験し、リラックスした時を過ごすことができます
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■ノースコースト ( North Coast NSW )
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山岳地帯からビーチまで旅行をするとき、古典的なサマーホリデーの全てを年間を通じて楽しむことができます。
ポートスチーブンズからコフスハーバー、そして内陸に向かってドリゴまで広がるノースコースト NSWにはニューサウスウェールズの独特な香りがあります |
■サウスコースト ( South Coast NSW ) |
シドニーから南に数時間。原始のままのビーチ、絵のように美しい海辺の町、ひなびた田園の村がある自然のままの海岸線が続きます。
ベリーからエデンに及ぶサウスコーストには10ヶ所もの独立した国立および海上公園があります。
人里離れたビーチや壮大なブッシュランドなど素晴らしい自然環境が楽しめます。 |
ブリスベン |
クイーンズランド州の州都、ブリスベン。
人口80万人以上を有するオーストラリア第3の都市。
街の中心をブリスベン川が流れ、公園や街路樹などの緑も多く、水と緑の都といった雰囲気。
川の両岸に広がる市街地には、19世紀に建てられた歴史的建造物と近代的な建物が混在しており、新旧それぞれの趣がバランス良く醸し出されています。 |
■ローンパイン・コアラ・サンクチュアリー Lone Pine Koala Sanctuary |
ブリスベン市内から南西へ車で15分のところにある世界最大のコアラ保護区。
園内では、130匹のコアラのほかに、80種類以上の動物が飼育されている。
またコアラを抱っこしての記念撮影やカンガルーの餌付けを楽しむことができる。
日本人観光客向けには、コアラの生態を学ぶ教育ツアーやユーカリの植樹プログラムなどが行われている。 |
メルボルン |
メルボルンの別名は、ガーデン・シティ。
古都の風格を感じさせる街並みに、450以上もある緑の庭園がのびやかに広がります。
また、市内を縦横に走るトラムは、メルボルンの名物でもあり、ツーリストには便利で快適な交通機関。
市内の観光スポット巡りに、ショッピング&グルメに、トラムが活躍します。 |
■メルボルン展望台 Melbourne Observation Deck |
観光客に最も人気のあるスポットのひとつで、高さ253m、66階建ての南半球最高のオフィスビル。
55階にある展望デッキは360度の見晴らしで、晴れた日にはダンデノン丘陵、ポート・フィリップ湾まで見渡せる。 |
■クラウン・エンターテイメント・コンプレックス Crown Entertainment Complex |
ヤラ川のサウスバンクにオープンした南半球最大のカジノ。
遊技台350、マシーン2500台を備え、他に映画館14、5ツ星クラスのホテル Crown Towers、レストラン/バー、プラネット・ハリウッド(ムービー・レストラン)、ライブ・シアター、世界の有名ブランド店が軒を並べるショッピング・プロムナードなど、24時間オープンの総合エンターテインメント・コンプレックスを形成しています。
グッド・フライデー、アンザック・デー、クリスマスは半日の営業。18歳以下は入場不可。短パンなどカジュアルすぎる服装は避けたほうがよいでしょう。 |
■メルボルン水族館 Melbourne Aquarium |
1999年12月オーストラリアでは初めての観光アトラクション施設としての水族館がオープン。
金魚からサメ、エイ、巨大なカニ等、300種類、6000匹が大集合。また、カフェ、ビストロ、ダイビング・スクール、さらにファンクシュン施設も完備しています。
海底の雰囲気の中で、サメの泳ぐ世界初の円形水槽を眺めながらユニークなパーティーも楽しめます。 |
パース |
パースは日本から直行便で飛ぶこと約10時間。
オーストラリア全土の三分の一を占める、西オーストラリアの州都。人口約120万人。
気候、気温は平均気温は真冬でも5℃を下回る事はめったに無く逆に日中は18度ぐらいになることもあります。
夏は日中は大変暑く、外では35度を超えまれに40度くらいになる事もありますが、日本特有の蒸し暑さはなくカラッ
としており朝夕は涼しいことが多く、また地中海性気候のため雨が少ないことが特長で、年間の晴天率は300日くらいです。
時差はパースは日本より1時間遅れています。サマータイムはありませんので常時パースと日本はー1時間です。
パース市内はバス、電車、フェリーパースシティーを中心にゾーン区間で分けられており距離によって運賃が違います。タクシーを利用する場合は日本と違い手を上げて呼び停めるのでなくタクシー乗り場もしくは電話にて呼ぶのが通常。
市内には日本食レストランを含めて多数の他民族レストランがあります。市内中心部に位置するノースブリッジ にはアジア系、ヨーロッパ系と移民国ならではの様々な国の料理が食べれます。
オーストラリア西海岸側に位置する西オーストラリア州パースは観光地化している東海岸の都市と比べ世界で一番美しい街と言われる程の美しい自然と海に囲まれた都市です。西海岸ならではの海に沈むサンセットが見れるビーチも街の中心から近く電車、バスでのアクセスも良い。またパース近辺には港町フリーマントルやエメラルドグリーンの海に囲まれたロットネス島野生のイルカが多数生息して一緒に泳ぐこともできるロッキンハムなどもすぐいけます。 |
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