| ザグレブ |
クロアチアの首都。19世紀から20世紀初頭にかけての建物が並び、「小ウイーン」とも呼ばれる街並みが美しい。緑も多く、路面電車が縦横に走っているのが特徴的です。
ザグレブの見所の一つは、広場から階段を上った所にある青空市場"ドーラツ"。サッカー場の半分ほどの広場には、近郊から運び込まれた新鮮な様々の野菜や果物が山のように積まれた光景を目にすることができます。アドリア海の新鮮な海の幸も並び、地下には大きな肉市場もあり様々な肉、乳製品、パン、麺類に調味料が売られています。クロアチアの人々の生活を肌で感じることができる場所といえるでしょう。
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| 【世界遺産】ドブロブニク旧市街 |
ドブロブニクには国際空港があります。ローマ、ウィーン、フランクフルトからの国際線が就航している他、イタリアからのフェリーもあります。ザグレブ、スプリット、ザダールなど国内各地からバスも出ています。
『アドリア海の真珠』と称されるドブロブニクは、ダルマチア地方に位置し、13世紀以降地中海とバルカン半島を結ぶ拠点として、交易によって繁栄を築いた都市です。
1205年から150年間ベネチア共和国の傘下にありましたが、後に自治権を獲得。1667年の地震により大きな被害を受けたものの、ドブロブニクはその美しいゴシック、ルネサンスおよびバロック様式の教会や、修道院、宮殿、噴水などが多く保存されています。1990年代に再び内戦によってダメージをうけましたが、現在はユネスコの支援による修復プロジェクトがすすめられています。 |
| 古都トロギール |
| スプリットから市内バスで50分。海峡の島にある街トロギールは、ヘレニズム時代に起源をもつ古い街です。現在は15世紀の城壁内にはロマネスク様式とルネッサンス様式の建物が入り混じった魅力的な景観がみどころとなっています。 |
| ディオクレティアヌス宮殿などのスプリット史跡群 |
スプリットには国際空港があり、ロンドン、ウィーンなどからのフライトがある他、ザグレブからもフライトがあります（1時間)。またザグレブからの列車（所要9時間)、イタリアの都市アンコーナからのフェリーもあります。国内各都市からバスもでています。
ローマ皇帝ディオクレティアヌスが退位後に移り住んだディオクレティアヌス宮殿は、3世紀後半から4世紀前半にかけて建てられました。大聖堂は、古代の霊廟の資材を使って中世に建てられたのを始め、12～13世紀のロマネスク様式の教会、中世の要塞、15世紀のゴシック、ルネッサンス、バロック各様式の宮殿など城壁内を彩る美しい建築物の数々がみどころとなっています。 |
| シベニクの聖ヤコブ大聖堂 |
シベニクはダルマチア地方の海岸都市には珍しく、ローマ人でもイリリア人でもなくクロアチア人によって建設された都市。スプリットとザダールの間にあり、鉄道およびバスにてアクセスが可能。ドブロブニクから約6時間、スプリットから1時間45分、ザダールから1時間30分という位置にあります。
シベニクにある聖ヤコブ大聖堂は、15世紀から16世紀にかけて、北イタリア、ダルマチアおよびトスカーナ地方という3つの文化的に異なった地域の影響を受けています。ゴシック様式とルネサンス様式が入り混じったユニークな建築がみどころです。 |
| プリトヴィツェ湖畔国立公園 |
200㎡もの広大なエリアに、大小16の湖と、92もの滝や小川が美しい景観を作り出しています。石灰石の上を流れて続けている水は、数千年にわたり、石灰華の壁を堆積させることによって自然のダムをつくりあげました。標高の高低によって、湖から湖へ流れ落ちる水と、湖の蒼い水面はまるで神秘の世界。
公園の森林では、熊、オオカミなどや多くの珍しい鳥たちの住処となっています。
プリトヴィツェへのアクセスは車に限られるます。ザグレブから約2時間。
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